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長野県強制労働調査ネットワーク 編著
山田 朗 監
A4判・200頁
2023/09/21 発売
ISBN 978-4-87498-859-6
長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜――
80年前のアジア太平洋戦争末期、外国人に対する差別・人権侵害(強制連行・強制労働)の「加害の歴史」を掘り起こし、後世に伝える。
アジア太平洋戦争末期、鹿島組(現・鹿島建設)御嶽発電所で働かされた中国人の証言──
「日本での苦しみは飢え、寒さ、暴力だった。たくさんの人が死んだ。まず目が見えなくなり、下痢をして、それから死んだ」
中国大陸・東南アジア・太平洋などの広大な戦域に兵士を送りだした日本は深刻な労働力不足に陥った。その穴埋めに連れてこられたのが、朝鮮人、中国人、連合国軍捕虜であった。
長野県はその地理的環境から天皇や大本営など政府の中枢機関を移転する候補地となり、全県を挙げて各施設の突貫工事が始まった。
本書は、長野県内各地の労働現場で使役された朝鮮人・中国人・連行国軍捕虜が置かれた苛酷な状況がどのようなものであったのか、長年にわたって史料を渉猟し、生存者の聞き取りを行い、現場を歩いた貴重な記録である。