牛島貞満 著
四六判・160頁
2021/12/3 発売
ISBN 978-4-87498-778-0
首里城の地下にあった第32軍司令部壕はどうなっているのだろう。
牛島満司令官の孫が、会ったこともない祖父の姿を追いながら、沖縄県内を訪ね歩く。
さらに6月23日の沖縄慰霊の日が祖父の自決した日となっている「定説」へ疑問、その疑問「自決日のナゾ」を調べる経緯を一つの切り口にして、過去の沖縄県、那覇市の司令部壕調査の報告書や、占領直後の米軍資料(『Intelligence Monograph』「第32軍司令部 首里城」)などを丹念に解読して、首里城の復興・再建が注目される中、巨大な第32軍首里司令部地下壕を、過去の戦争を学ぶ戦争遺跡としての保存・公開を途中経過として提案する。
著者は現在、学校や市民対象に「牛島満と沖縄戦」を中心に、沖縄修学旅行事前・事後学習支援アドバイザーなどの講師や平和ガイドを務めている。
目次
Ⅰ章 沖縄との出会いと沖縄戦の授業
Ⅱ章 牛島司令官はいつ「自決」したか
Ⅲ章 首里城と第32軍首里司令部壕
――現状を知る上で重要な二つの調査
Ⅳ章 第32軍首里司令部壕
――保存・公開・活用の意義と提案
巻末資料『Intelligence Monograph』「第32軍司令部 首里城」全文