安部 誠治 編
四六判・208頁
2015/06/30 発売
ISBN 978-4-87498-571-7
鉄道網は現代社会に欠かせない交通手段。その裏で過酷な踏切事故の半数は、高齢者が占めている。
鉄道網が整備され、朝夕の過密ダイヤによる“開かずの踏切”問題は高架化により随分解消されています。一方で、高齢者とりわけ認知症患者の踏切事故が増えています。二年前に「目を離した責任がある」として、遺族に対し720万円のJR側へ賠償を命じた判決が大きな波紋を呼びました。
踏切事故に対して、鉄道会社から損害賠償を請求され、裁判に至っている事例も取り上げ、いまの社会が交通弱者の人たちに果たして寄り添うものになっているか検証し、踏切や鉄道のあるべき姿を考える。
本書は、研究者、新聞記者、現場の運転士がそれぞれの視点で執筆しております。