シャーウィン 裕子 著
四六判・256頁
2016/02/01 発売
ISBN 978-4-87498-589-2
戦後の日本人・日本社会では「常識」「共通認識」として定着しなかった「加害」に正面から向き合った人びとから聞き取ったインタビュー集。
第Ⅰ部は、民間人の多大な犠牲者を強いた中国とフィリピンで戦った兵士、日本兵にとって地獄の戦地であったニューギニアに行った軍属、特攻隊員となった学徒兵や少年兵など6人の元兵士のインタビュー。
第Ⅱ部は、「加害」を語り続けた元兵士たちの活動を引き継いだ若者たち、「戦犯の父」の罪を背負った息子、元連合軍捕虜たちとの和解に尽力する人びと、「慰安婦」問題に取り組む人びと、憲兵だった父の足跡をたどった娘など、いわゆる「戦後世代」が「戦争責任」とどのように向き合ってきたかを長い月日をかけて丁寧に聞き取った労作!