原 和義 編著
高橋 年男 監修
四六判・224頁
2018/12/21発売
ISBN 978-4-87498-667-7
かつて、精神障害者を自宅の一角に閉じ込める「私宅監置」という社会制度がありました。
日本本土では、1950年に禁止されましたが、家族や地域によって隔離監禁された人は今も昔も変わらずに存在し、差別や偏見、抑圧の仕組みもあり続けています。
寝屋川市、三田市で相次いで監禁(致死)事件が発覚したことは記憶に新しいことです。
この「私宅監置」は沖縄では「日本復帰」まで存続しており、その傷痕は表には出ないものの実は生々しく残っています。いわば、「隠された沖縄の戦後史」に本書は焦点を当てます。社会から排除され、〝無名化〟された犠牲者たちの「生きた証」を追いました。
人間の尊厳を傷つけ続ける現代社会への罪責を問う、渾身のルポルタージュ!